視察見学会

2024年9月10日・11日に、福井県大飯郡おおい町にある関西電力・大飯発電所への視察会を実施しました。視察会は、原子力発電所の現状と安全対策、さらには将来のエネルギー供給における原子力の役割を理解することを目的に実施しました。はじめに、関西電力大阪支社の担当者によるエネルギーの現状と課題を学習し、続いて、現地ＰＲ施設にて大飯発電所の概要を学んだ後、発電所構内では原子炉格納容器などの設備やバーチャルリアリティーを使って発電所内部の様子などを見学させて頂きました。特に印象深かったのは、東日本大震災以降新たな国の安全基準により強化された地震や津波などの自然災害に対する備えにより有事の際には発電所が安全に停止できるよう、幾つものバックアップシステムや防護の仕組みが新設されていたことでした。参加したメンバーも、原子力発電所の現状や安全対策を直接見ることで、日本のエネルギーについて理解を深める貴重な機会となりました。同社の皆さまには、視察会の開催にあたり、多大なご協力を頂戴しましたことに感謝申し上げます。その後、天橋立が展望できる京都府宮津市に移動し、メンバー間の交流を深めました。