大門酒造株式会社
その他の製造業
-酒に酔い、人に酔い、夢に酔う- 交野の酒蔵、「すいとぴあ酒半」
清少納言が枕草子で、「野はかた野、、」とそのたおやかな風情を讃えた大阪府北東部、奈良との県境に位置する一帯は古来より「交野ヶ原」と呼ばれ、京の公家たちが狩りや花見に遊び、その感興を詩歌に託した地として知られています。
その南北に走る生駒山系の麓、むくね村で酒蔵酒半が産声を上げたのは文政九年、1826年のことでした。創譲者の名は半左衛門喜之。その屋号を酒半と称し、青雲の志を以って酒造人渡世に踏み出しました。裏山の清水が谷から湧き出る清冽な仕込み水。交野ヶ原の沃野で収穫された良質な米。それらを使って酒を仕込み、近在の衆に飲んでいただいて一家を成したい。
私どもはこの創業者の熱き思いを受け継ぎ、爾来六代、百八十有余年の星霜を数える今日までいろいろな時代の波に揺られながらも酒造りひと筋に励んで参りました。
酒半はこれからも、交野の酒、上方の酒として日本の豊かな酒文化の伝統と共に歩んでゆきたいと考えています。どうぞ、利休梅をはじめとする酒半の酒にご愛顧賜りますようお願いいたします。
伝統の技で醸したすばらしい日本酒の味わいを、世界の皆様へ・・・
■酒造りの新しい時代への挑戦
杜氏蔵人と呼ばれる酒造り専門の職人の手による伝統的な酒造りが、時代の流れと共に変わって参りました。経験と勘の酒造りから分析を通した発酵制御へと舵を切りながら、手造りの心を忘れずに丁寧に一つひとつの工程を仕上げてゆく。麹菌と酵母菌の織り成す発酵という生命の神秘に心ときめかせ、醸しています。
■菊養老から利休梅、そしてMUKUNEへ、、世界に羽ばたく酒半
いつも地の旨い酒を飲みたいと言っていただいた皆様にご愛顧いただいた菊養老ブランド。そして、吟醸酒の時代を迎えて新たに立ち上げた利休梅。いつに時代にも新しい味わいの世界を求めて技術の研鑽に励んで参りました。そして今、1998年から取り組んだ日本酒輸出の試みが花開き始め、今は全米43州で、MUKUNEブランドとして販売しています。これからも酒半は、すばらしい日本酒の味わいをひとりでも多くの皆様にお届けしてまいります。


会社名 | 大門酒造株式会社 | |
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代表者 | 代表取締役 大門 康剛 | |
設立 | 創業文政九年(1826年) 法人設立 昭和22年12月8日 | |
事業内容 | 酒造業 | |
所在地 | 〒576-0031 大阪府交野市森南3-12-1 | |
電話番号 | 072-891-0353(代表) | |
FAX番号 | 072-891-0354 | |
Webサイト | http://www.daimonbrewery.com/ |